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上級心理カウンセラー  遠藤 久恵のカウンセリング・コーチング

新たなスタートを迎える人へ

公開日:2023年03月02日 カテゴリー:カウンセリング事例, ひとりごと タグ:

スタートに立つ時

 

 

人は生まれてから幾度となく新たなスタートを迎えます。
言葉を話せた!歩いた!学校生活!社会人生活!

色々な生活があるものだと思います。

そして、その時々のスタートを迎えるにあたり、3月4月は不安と希望が入り混じる時期でもあります。

目標を持ち、叶い、スタートラインに着くことができた!
そこまでは希望がイッパイ。

しかし、その先を考えると不安が心を大きく占めるようになるのです。

誰もがそうであるように、きっとあなたもそんな時期を迎えているのでは・・・。

その時期をどのように考え過ごすことで穏やかな心持で乗り越えていかれるかをお話しすることにしましょう。

 

不安に取りつかれないようにするために

 

 

新たに進学する時、就職する時。
特に何もわからない状況での生活には不安はつきものです。それは、あれこれと想像してしまう自分がいるからなのでしょう。

もちろん、参考にするものはあるはずです。それがすべてではないことも知っているはずなのですが、どこか勘違いをしていることもあります。

それは、楽しい部分を見るより大変だと感じる部分を見てしまうからなのです。
先輩に聞いたとしても、楽しいこともあるけれど大変なことも多いと話してくれると思います。

すると、楽しいことより大変だと感じる部分ばかり自分の中に入ってくる・・・。

すでに自分がその場に立たされているような錯覚を覚えることもあるのです。

ここでよく考えて下さい。

話をしてくれた先輩は、自分の場合しかわからないのです。ですから、自分のことを伝えるしかないのです。

すべてがそうあるはずもありません。
あなたが実際にその場に行っても、同じことが起きるとも限らない。違う場面もイッパイ出てくるはず。

ですから、一つのことに囚われないこと。その場にならなければわからないことは、考えないことです。

今から自分を不安ばかりで囲まないことが大切なのです。

不安とは、余計なこと、勝手な想像から生まれる思考によってもたらされることがあります。
つまり、自分で作り出してしまうのです。

初めから何かを予想して対応を考えたところで、実際とはかけ離れていることが多いものなのです。

今から考えていても時間の無駄になりかねません。
考えて何とか解決が図れるのは、始まってからなのです。

 

始まる前にするべきこと

 

 

それでも不安は襲ってくるかもしれません。
そんな時には、今からできる準備をすることです。

最初に、忘れてはいけないことをしっかりと頭に思い浮かべて下さい。
それは、なぜそこから先に進む道を選んだのかということです。

この学校に入りたい!この職業に就きたい!そう考えた理由を思いだすこと。
そこでどんな自分になりたいと思ったのか。
何をしたかったのか。

つまり、自分確認をすることです。

そうすることで、改めてスタートに立ちたいと思った自分を思い出せるから・・・。

たぶん強い気持ちで考えて決めたことだと思うのです。
その自分を認めること、信じることが大切なこと。

これから始まる道には、様々なことが待ち受けていることでしょう。
それはあなた一人で抱えていくことではありません。

関わる人たちと楽しいことも辛いことも共有しながら歩くことができるのです。
それを忘れないように!

いつでも、今の気持ちを思い出しながら・・・。
そして明るい未来を常に描いて下さい。

 

 

 

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