子育て 男の子、女の子について
公開日:2017年07月10日
カテゴリー:ひとりごと
子どもへの概念
以前、男の子と女の子の違いとしてこう考えられたことが多々ありました。
男の子は乱暴、活発、外遊び、虫好き、泥んこ好きなど。
女の子は優しい、おとなしい、家遊び、綺麗なもの好きなど。
ほんの一例ではありますが、今にすれば違和感だらけではないでしょうか。
私が小学校へ教育実習に行った時の話しです。
子どもたちと遊んでいて、虫を捕まえてきた男の子が数名いました。
実習ノートに、「男の子は、やっぱり虫が好きなんだ」と書いたのですが、担当の先生にすぐさま指摘をうけました。
男の子だからとか、女の子だからという概念は個人に対することではない。
たまたまその子が虫を好きだっただけで、女の子でも同様に考えられることもある。
子どもの個性を尊重する
現在は、多数で判断することと、個を尊重することがあります。
子どもの成長には、性差もありますが、個の違いが大きく表れるのだと感じます。
すべての子どもたちが、同じでなくて構わない。
個の尊重とは、それを大切にすることです。
優しい子、活発な子、外遊びが好きな子・・・みんな男女別にはできないことです。
その子の持っている特性を感じ取り、つかみながら、それを活かしていくことが大事なことです。
そして、それを社会全体で尊重することが求められていくのだと感じます。
親がそれを認め、特性を伸ばすことに力をいれることができれば、その子の生きる場所も広がってきます。
男の子も女の子も、性差を捉えながら、個別の特性を生かすことが必要な社会になるでしょう。