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上級心理カウンセラー  遠藤 久恵のカウンセリング・コーチング

生活の流れやリズムが乱れた時に考えてみること

公開日:2021年05月18日 カテゴリー:コーチング, ひとりごと タグ:

自分の生活の流れ

 

 

私たちの生活は、人それぞれの流れやリズムを持っています。それは誰もが同じでもなければ重なる部分もあるものです。

一日を自分の生活の流れとして捉えた時、自分のペースで構成していることに気づくことがあります。それは、自分一人で過ごす時間や家族、学校や職場で他の人たちと交わる時間など自分中心に構成されていることです。

この流れは、ごく自然なこととして自分の中に根付いており、当たり前のように受け止めています。

さて、いつもその状況であれば何の問題も無いのですが、流れとは滞ったり対流したりするもの。
そんな場面に出会うこともあるでしょう。

しばらくの間は、それに抗おうとか我慢しようと思うかもしれません。いつまで続くのだろう・・・と考えることもあるのでは?

私たちの生活の流れが、こうして乱れていくことで自分への影響が大きくなるものなのです。

 

生活の流れが乱れたら

 

 

流れが乱れるということは、自分のペースで生活を過ごせなくなる!ということ。
先ほども話したように、抗ったりガマンしたりある程度の抵抗を試みたとしても、いつまでも状況が変わらないと疲れ果てて気持ちも下がり、やる気も失われるもの。

この生活を紐解いてみると、自分のペースが保てない!つまり、誰かのペースに合わせなくてはならなかったり、自身に大きな出来事が起こったと考えられます。

いつもの流れに乗ることができないと、体も心も疲弊してくるのです。
そして、そこから逃げ出したくなったり・・・。

苦しくなった時に逃げ出すことは悪くありません。
いや、逃げ出すと考えなければ良いのです。

つまり、一時避難をするだけのことと捉えましょう。

子どもたちが、学校の生活が辛くなった時、登校することをやめることがあります。世間では不登校などと呼ばれることがありますが、それは子どもさん自身が学校から一時避難をすることを選んだだけのことなのです。

自分の居場所としての安全性や安心感を感じることができなくなったのでしょう。

自分を守るためには、そうすることが最適だったのです。
親御さんが、それをしっかりと理解して共に子どもの生活のペースが保てるように考えてほしいのです。

 

自分のペースを大切に

 

 

自分を守るとは、生きていくことに最重要なこと。

社会人として歩き始めた人たちが、思い描いていた世界と大きく違っていたと感じた時に、いつまでその場にいることができるか・・・

耐えることもある程度必要です。
しかし、自分一人で辛さや苦しみを抱えていたとしたら何の解決にもならないかもしれません。

こうして生活自体の流れは気持ちによっても乱れてきます。

できるだけ早めに誰かに話してみることです。同僚でも、上司でも話しを聞いてくれる人はきっとそばにいるはずです。

最近では、職場にもカウンセラーさんが常駐している企業があります。大いに利用するべきです。

自分の生活の流れを正常化するためには、客観的に自分の生活を見る必要があり、それを周りの人に協力してもらうことで実践することが大切なことだからです。

生活の流れやリズムは、常に一定ではありませんが自分なりの構成でペースとして捉えています。
それは、居心地がよくて楽だと感じられるはず。

また、自分を守るための自分なりのペースは大切に考えてほしいのですが、時として変えても良いのだと知って下さい。

日々の生活は、続くのですから変化を加えながら構成していくことです。
いつも一定のペースで過ごすことは難しいもだからです。

生活の流れに乗れなくなったら、少しの変化を加えてみる・・・。それが次の自分のペースとなり流れが復活するはずです。

自分の生活の流れやリズムは、体や心に大きく影響します。無理をしている生活では自分自身が守れなくなることがわかるはずです。

今を大切に過ごすことが自分を大切にすることに繋がるのです。
生活の流れやリズムが乱れてきたと感じたら、生活自体を見直しても良いのかもしれません。

そして、自分のペースをしっかりと掴むことを考えてみましょう。

 

 

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