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上級心理カウンセラー  遠藤 久恵のカウンセリング・コーチング

初任者が勘違いしている「先生」

公開日:2017年08月14日 カテゴリー:教員の皆さんへ タグ:

先生と言われる立場

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今回は、先生という職業を選択された初任者の方々に必ず心に刻んでおいてほしいことを
お話しします。

学校現場で働き始めた初任の先生。
「先生」と呼ばれることに喜びを感じているでしょう。
しかし、ここに大きな誤解があるかもしれないのです。

先生と呼ばれ、教室では自分主導で授業も進めるのが当たり前。
しかし、偉いわけではありません!

よく「先生とは、先に生まれただけ!」と言われます。
もちろん生徒さんにものを教えることが仕事ではあるのですが、
実は逆のことも多いのです。

生徒の気持ち

生徒

「こんなことも知らないのか・・・」と、口から出ること、出そうになることありませんか?
そう言われた生徒さんは、その言葉に怒りを覚えたり、やる気をなくします。
何故なら、知らないことはいけない事だと感じるからです。

生徒さんは、知らないことを教えてもらうため、学びに学校へ来ます。

知らないことを知った時の喜びが、次の学びに繋がるのです。
その一助として教員の仕事はあります。

生徒さんが知らないという内容を知ることができる・・・これは、先生自身の学びになります。
指導上、どこがポイントになるのかを生徒の実態によって知らなくてはいけません。

生徒の為に努める

教師と生徒

先生が勝手に自分の思い通りに授業を進めていては、生徒は置いてけぼりです!
必ず生徒の様子を確認しながら進める必要があります。

当たり前のことです。 しかし、「先生」になったということで生徒さんを自分の思うとおりに動かそうとか、
自分が教えれば皆が理解するなどという思い上がりが、自分自身を苦しくさせる時もあります。

「先生」は、決して生徒さんの上に立っているのではありません。
ちょっとだけ先に(前に)立っていると思ってください。

生徒さんと向かい合い、知り、共感し、見守り・・・。

そして、様々な道があることを知ってもらうことに努めるのです。
答えは、生徒さん自身の中にあるのですから、時と場合を見据えながら、
あえて正解を示すという事の良し悪しも考えていかねばなりません。

教員としての意識

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もし、初任者の先生が「先生」になったことの喜びが溢れ、
これでゴールだと感じたのなら、大きな勘違いです。

今、スタートラインについたのです。
一生の仕事として教員を選んだことを忘れないで下さい。

色々なことが待っていますが、生徒さんとともに成長するという意識を持つことも大事です。
『先生は生徒に育てられる』ことを心に刻んでください。