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上級心理カウンセラー  遠藤 久恵のカウンセリング・コーチング

変える勇気(学校において)

公開日:2023年09月19日 カテゴリー:教員の皆さんへ タグ:

変える必要性を感じる時

 

 

私たちが生活しているどの世界にも規律やルールはあるものです。それは、場を同じくする人たちが行き違わないような指標となるために存在していると感じます。

しかし、いつまでも同じことがそこにある・・・
それは常に正しいことだとは言えないのではないでしょうか。

例えば、学校における校則はどうでしょう。
それが作られた理由が必ずあるはずです。学校で子どもたちが平穏に生活するために考えられているはずです。

しかし、それが制定された時と現在では時間も環境も変わっています。それゆえに不釣り合いだと感じる項目があるに違いないのです。

守るべきことが今の生活とマッチしていないとしたのなら、変えることが必要となるでしょう。

何のために、誰のためにという根本的なことを再度見直すことが大切になります。
それはたぶん誰もがわかっている・・・はず。

しかし、変えることの難しさや大変さが人を動かすことをしないのです!

 

変えるべき理由から

 

 

よく考えてください。
すべてを一度に変えようとするから大変だと感じるのです。

何のために、誰のために何が必要であり許容範囲は作れないのか。まずどれを変えていくべきなのかだけを視野に入れていくことで、すべてを一度に大きく変えることではないと考えられるでしょう。

以前と今の違いは生活から考えることが一番早いはずです。変わらないのは、豊かさの中で誰もが同じように生活しているわけではないということ。それゆえに許容範囲は生まれるのです。

誰もが同じである必要はどこにあるのか?

学校での生活のしやすさを特に考えることなのではないでしょうか。

校則を変える時には、先生方や子どもたちの目線が同じであることが求められます。
そして先生方の変えることを厭わない姿勢や、子どもたちが問題を見つめることができる力が生まれることで人としての生き方も変わってくると感じるのです。

これは校則に限ったことだけではありません。
流れている生活の中で、何かを変えることは大変なことです。
しかし、そのままで生活することも苦しいのではないかと感じることもあるはずです。

疑問、不安、不満などを抱え続けることになるからです。

何かを変えようとするとき、どこかで行動を起こすこと、その決断と勇気を学校全体が持てることが望まれます。

誰かの声を必ず聴くことができる。
小さな問題でも視点を当ててみる。
それは学習する環境を整えることなのです。

何かを変えようと思ったのなら、まずこのようなことを考えてみるのがよいでしょう。

それが変革の第一歩ともいえるのではないでしょうか。

 

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