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上級心理カウンセラー  遠藤 久恵のカウンセリング・コーチング

学校は日々変化、進化する場所であれ

公開日:2019年11月21日 カテゴリー:教員の皆さんへ タグ:

日々の違い

 

 

学校は、日々変化し進化していかなくてはいけない。
そうあらねばならない現状があります。

そう考えてほしいのです。

 

毎日全く同じ状況で教育活動は展開できるかというと、そんなことは無いのです。

子どもたちや先生方の個人的な状態から、また外的なもののコンディションに左右されることがあると感じるのです。

突き詰めていうならば、毎日同じ状況で同じモチベーションを保つことは人としてとても難しいということ。
しかし、学校という場は複数の人たちに同じ学習の提供を行うことが必要とされています。

一般的に学校というと教育の場であることと定義づけられますが、教育を展開するにあたり主体となる子どもたちや指導する先生方がおり、それぞれの立場で関わりを持ちながら教育は進められています。

その状況の変化はあって当然なのですが、教員はそれによって左右されることが無いようにしなくてはなりません。左右されることがないように!というのは、教員が柔軟な思考をもちその場に適応していかねばならないということです。

自分の変化は学校の変化に繋がると考えても良いのです。

 

現状を知ることが大切

 

 

小学校は6年間、中学校は3年間、高等学校は3年間(もしくは4年間)を基本としてその課程が進められます。

学習の積み重ねや行事の体験なども同時に成長段階によって必要と考えられていることです。

しかし、教員が教科等を指導する際に『十年一日の如し』というわけにもいきません。当たり前のこと。
毎年入学してくる子どもたちがおり、進級する子どももいる。どの段階においても対象が変わるので、いつも同じようなことの展開では上手く進まない場合があるということです。

例えば、教科指導で同じ内容を学習する際、昨年と全く同じことを話し板書することで同じように子どもたちに伝わるだろうか・・・ということです。

もっとかみ砕いて説明を加えないと理解を促すのは難しいと感じることもあります。逆に、簡単すぎて早く次へ進みたがる子どもたちがいることもあります。

つまり、大きく考えると学校は常に変化し動いている状態!なのです。

もちろん、学習面だけではなく子どもたちの個性もそれぞれ違うものだし、また指導する先生によっても伝わり方も違うかもしれません。

それを頭に置きながら、誰が指導しても同じように子どもたちに伝えなくてはいけないのです。
先生方の個性もあるのですが、それは子どもたち主体の教育であるために何はともあれ子どもたちがわかりやすく、学びやすくすることを先生方全員で共有する必要があるのです。

これだけをとっても、日々が同じであるわけなどないことがわかるかと思いますが、環境面や学習面の他にも人間関係という生活の基本とするべきことの変化があるものです。

人は、ある意味変化を嫌う生き物かもしれません。

教員とて、自分の指導方法が確立できるまでには多くの時間を要したという自負があるため、それを貫こうとする姿勢もあります。決して悪いことではありませんが、時は変わり人も変わる中で変わらない自分が正しいと思い、貫くことは難しくなるものです。

今(現状)を良く理解していないと、その時に見合った指導はできません。

 

変わること、変える勇気

 


行事等を行う時にも、よく以前からこうやっているから・・・と、相変わらず同じように行おうとすることがあります。

しかし、それは過去のことであり現在にピッタリ当てはまるのかというと、言っている本人さえもわからないことだと答えるのではないでしょうか。

誰もが学校は昨年とは違う!と感じることの一つに、子どもたちのことがあります。
子どもたちは皆違う個性を持ち、違うことを考え過ごしています。それをないがしろにして昨年と同じようにすべての教育を展開したとしても、滞りが現れる・・・。

教員は、この事実を毎年経験しています。それでも忙しさに流されて昨年と同じように教育を展開しようとすることもあるでしょう。

それは仕方のないことだと言う・・・そうなのでしょうか?
忙しい時間こそ、昨年と違う時間なのです。忙しいなら、その対処もしなくてはいけません。行事の方法も変えてみることで忙しさに対応したり、今年に見合ったものになるのではないでしょうか。

変えること、変わることを恐れてはいけません。
変える勇気を持つことが、学校に活力をもたらすことにもなるのです。

時は確実に流れ、それに伴い多くのことが変わっています。学校だけが変わらないということはありません。

より良い教育を子どもたちに与えたいのなら、まず先生方の考え方を変えるべきなのです。

何でも今まで通り!と考えるのではなく、良いものは残しつつ現状を大切にして変えていくことを積極的に考えてみることです。自分一人だけが正しいと思い込むのではなく、全員の思考を認めてみることから始めないといけないのです。
そこには全員での取り組みが必要となりますが、教員一人ひとりが現状をしっかり見据えて同じ方向に向えば良いのです。

変わるべくして変わることを念頭に・・・。
教員一人ひとり、そして学校は日々変化しないといけない!
それが進化なのです。

時代の波に乗り遅れないように、子どもたちの変化を大切に感じるように・・・。

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