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上級心理カウンセラー  遠藤 久恵のカウンセリング・コーチング

わかっていることはできること?

公開日:2021年06月25日 カテゴリー:教員の皆さんへ タグ:

わかっているのに・・・

 

 

若いころには、上司や先輩によく叱られたり指導されたりすることがあるものです。それは決して悪いことではなく、自分で見えていないところを指摘してくれるのですから、有難いこと。

しかし、どうして自分ばかり指導されるのだ!などとも思うかもしれません。

わかっているのに・・・などと聞き流しているかもしれません。

では、自分でわかっていることは、すべてできることなのでしょうか?
自分のことを思い浮かべてみてください。

 

理解度不足

 

 

会議では一つのことを全員で確認し、それを遵守しながら学校運営も行われます。一般的な企業でもそうでしょう。組織での決まりや方針は所属する全員が心得ていなくてはいけないことでもあります。

ですから、仕事を進める時にはそれを基にして考えたり行動するのは当然でしょう。

しかし、難点がないわけでもありません。
全体が同じように解釈しているか、理解度合いは同じかということです。

自分一人で進める仕事においては、自己解釈で進めたとしても途中では何も言われないかもしれません。結果を見て、初めて他の人がその評価を下す。

その時に、わかっているはずのことができていない・・・
これではいただけない状態になっても仕方のないことです。

そこを問いただされると、わかっているのですが・・・と逃げてしまう。わかっていながらできていないことを指摘されているのですが、言い訳を始める。

自分の中での理解度が不足していることです。

 

全体の仕事となる個の仕事

 

 

何か指摘慣れたり、問いただされると「わかっています!」と答えることがあります。

これも、本人はわかっているつもりなのですが、実際はできていないこと。この差が前面に現れたことなのです。

このように、自分ではわかっていると思っていることも、それができることには直結しないことがあるのです。
それをわかっている!という言葉で片づけてはいけません。

実際は、わかっていたつもり!だったのです。
だから行動に結びつかない。

指摘されたことを、そのように理解することが大切なことなのです。誰でも一回や二回はあること。
ですが、それを何故しつこく自分にばかり言うのか!やりたいようにやらせてくれないのか!などと勝手に考え、指摘してくれた人を意地悪な人だと思うことも・・・。

個人で行ったことも全体での仕事になるのですから、全体で確認したことをしっかりと押さえて繁栄させなくてはいけないのです。

 

過信にならぬよう

 

 

自分はわかっているから大丈夫です。そう言われると、上司や先輩は結構不安を覚えるものです。
わかっていることができることではないと身をもって知っているからなのです。

一つ一つ丁寧に確認を怠らずに仕事に関わることが、できることに繋がります。自分を過信して大丈夫!だと思い込むことは、緻密さに欠けたり誰かに相談することを忘れてしまうことなのかもしれません。

もちろん、自信を持つことは大切です。しかし、それが過信にならないように常に自分自身をチェックしていきたいものです。

そして、指摘してくれる人に感謝することです。
もっと伸びてほしい、そんな願いも込められているのですから。

わかっていてもできていないことはあるものなのです。
だから私たちは怠っていることはないかを確認しながら仕事に取り組まねばいけないのです。

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