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上級心理カウンセラー  遠藤 久恵のカウンセリング・コーチング

もう一つのアンガーマネジメント

公開日:2021年11月02日 カテゴリー:子育て中の親御さんへ, 教員の皆さんへ タグ:

怒りという感情

 

 

私たちは誰もが感情を持ち、時に自分でも想像ができないくらいに外へ現れることがあります。
決して悪いことではないのですが、困ったこともあるのではないでしょうか。

さて、この感情の中でも『怒り』は自分の内部だけに留まらず、外へ噴き出すことが多いものの一つです。

何に怒りを感じているのか、どこへ向けて怒りを発散しているのか・・・。
一度怒りを感じると、どんどん大きくなっていく傾向にもあります。

子どもたちが言うことを聞いてくれない・・・
昨日と違うことを言われた・・・
どうして自分ばかりがこんな仕事をしなくてはいけないのか・・・

感じる怒りは人それぞれです。

それを溜め込んで抱えていると、爆発するのは当然かもしれません。

最近は、アンガーマネジメントが口々に提唱され、実践している人も多くなりました。実際に、怒りを感じる時間は短いのですが、自分の言葉で膨らんでしまい収集がつかなくなるのです。

自分の怒りをどのように感じるかを目を閉じてゆっくり深呼吸しながら見ることです。
何に向い、どのようなことに怒りを感じるのかを自身で見つめることです。

怒りの対象となるものが傍にあるとしたら、一度目を背けてみます。

例えば子どもが言うことを聞かないとしたら、子どもに背を向けてみます。その行動が見えるから余計に怒りは湧いてきます。

まず自分自身が冷静になることなのです。

アンガーマネジメントについては、様々な書物等で紹介されていますが、私はもう一つのアンガーマネジメントについて考えることも大切なのではないかと感じています。

それは、他人の怒りに巻き込まれないようにするためにはどうしたら良いかということです。
他人の怒りに巻き込まれると、自分も怒りを感じてしまうことが多々あります。

それを避けることが必要なことだと感じるのです。

 

相手の怒りへの対応

 

 

私たちの感じる怒りとは、理想と現実のギャップから生まれます。
怒りは、二次感情と言われており、それを引き起こす要因があって発生します。

その要因を一次感情と呼びますが、例えば私たちが日常で感じる落胆、悲しみ、不安、困惑、悔しさなどがそれにあたります。

これを知っておくと、自身に向けられた相手の怒りに対して対処の方法が見えるはずです。

外部からの苦情などは、職場でもあるはずです。

その時には、まず相手を受けとめます。最初から拒否をする姿勢をとらないことです。聞く耳を持ってください。

そして、苦情内容を把握する時には、客観的事実と相手の心理的なものとを分けてみることです。

苦情の場合には要求が伴いますから、それも把握していくことです。

そこから相手の一次感情は何処にあるのかを探ります。それを理解できると、相手の見え方も変わります。

相手に共感できることもあるかもしれません。初めから相手のことを嫌がらずに認めることなのです。

そのためには、自分の心の余裕が必要になります。

怒りを持つ人は、誰かにぶつけることで少し安心します。要するに、怒りの持続を切ることができるのです。

自分が相手の怒りに巻き込まれないようにするためには、このように相手のことをしっかりと受け止めて理解しようとする心の余裕を持つことなのです。

怒りという感情は、時にとても疲れるものです。
それに同調してしまうと、同じように疲れます。

あくまでも、相手に合わせずに少し遠くから眺めるように見ることなのです。
相手に寄り添う姿勢も持てるようになれば、怒りに巻き込まれず、相手の怒りを断ち切ることもできるのではないでしょうか。

 

 

 

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