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上級心理カウンセラー  遠藤 久恵のカウンセリング・コーチング

イライラを抱えてしまうあなたへ

公開日:2020年06月26日 カテゴリー:コーチング, 子育て中の親御さんへ タグ:

イライラの気持ち

 

 

私たちの生活では、思い通りに行くことばかりではありません。
それは誰もがわかっているはずなのですが、時に自分をうまくコントロールできずにイライラしてしまうことがあります。

自分の状況は客観的に見られずに、ただただ何だか落ち着かなかったり腹が立つ・・・。

こんな経験は、きっと多くの人が持っているのではないでしょうか。

人は自分の思うように物事が捗らないとイライラします。
自分の信じていることが裏切られる様子をあからさまに感じると、イライラします。
自分のことを他の人に理解してもらえないとイライラします。

まだまだイライラの原因となるものはあるに違いありません。

自分がイライラすると、メンタルばかりではなく体にも不調として現れることもあるのです。

つまり、いいことは無い!
そう言えるのです。

こんな自分に嫌気がさすという人がいます。
ここからは少しずつでも構わないので、イライラする自分とお別れするように考えていきましょう。

 

イライラの考え方

 

 

日常生活は、自分が主体となって成立しています。しかし、自分が中心となっていつでも物事が進むかというと、それは場面によって違うものです。

周りが自分のことを認めて何でも言うことを聞いてくれたら、イライラすることも無くなると思いますが、実際はどこかにイライラすることを探してしまう・・・。

自分勝手な思いだけで話をしたり、行動すると予想もしないことが返ってくることもあります。
例えば、自分の言ったことが間違った意味で伝わり、非難されてしまった・・・。
人と会う約束をしている時間より早めに到着していたが、相手が5分も遅刻してきた。相手も早く来るべきだと言ってしまい気まずくなった・・・。

悪気がないことはわかります。
しかし、やはり自分の思いが優先であり、その結果が自分の気持ちをイライラさせることとなる・・・。
すべて自分以外の人が悪い!と思い込むことで納得するようにしていませんか。

このように、人間関係におけるイライラが最も多いのです。

そんな時、こう心で呟いてみて下さい。
「そんな時もあるもの!」「そう思われてしまったのなら、もう一度話してみればいい」「そう感じるのなら、仕方がない」

決して諦めではないのですが、自分で納得する言葉を選び自分に投げかけてみるのです。

世の中、すべて思い通りにはいかないことを忘れていただけのことです。

自分がイライラするということは相手もイライラしているのかもしれないという状況を描いてみることも必要です。

相手のことを思いやると、自分がイライラしている状態を少し変えてみればいいだけだと気づくでしょう。

そのためには、大きく息を吐き出しイライラを吹き飛ばすこと!
思い切り笑い顔を作ってみること!

優しい思いが自分を包み、イライラする時間がもったいない!と内から聞こえてくるかもしれません。

ただ、忘れてほしくないのは、イライラするという感情は大切にしてほしいのです。
それは、ただ抑え込むことより別の方法で解消できると知っていればよいからです。

あるお母さんが、子どもさんの行動でイライラしてしまうと話していました。それは、玩具で遊んでいても片付けることをせずに次のことに移る習慣が見られるというものです。

そんな時、お母さんはイライラして怒鳴ってしまう・・・。そんな自分にも嫌気がさしてくると話していました。

確かに、自分の感情を子どもさんにぶつけることだけに終始している。
子どもさんの気持ちはどうでしょう?

時間通りに物事が進まないというジレンマがイライラを引き起こしています。

怒鳴ったところで、子どもさんは素直に気持ちよく片づけをするとは考えられません。
怒鳴られるから片付ける・・・そんな状況になるだけです。

片付けについては、具体的に指示をしてみることです。時間を示し、そこまでにおもちゃ箱に全部入れることができるかな?できたらスゴイね!などと、子どもさんの気持ちを高めてみる言葉を使うことです。

一歩下がって、自分の気持ちより子どもさんの気持ちを優先してみてはどうでしょう。

自分の言葉を変えてみることも考えてみて下さい。

 

イライラと上手く付き合う

 

 

誰もが抱えてしまうイライラする気持ちは、その解消法を知っていれば短時間で消し去ることができます。
諦めることもあるかもしれません。
そして、そんなこともあるものだと自分を納得させる。
自分より相手の気持ちを考える。

相手を目の前にした時に感じたら、一旦その時間をストップさせて目を逸らすとか後ろを向き大きく息を吐き出してみる。

今の自分を大切にするならば、イライラする感情を認めることです。
イライラしている顔を想像してみて下さい。嫌な顔ですよね・・・。
自分はイライラしているのだ!人間的だな・・・。などと思うとフッと笑ってしまうこともあります。

誰もが感じるイライラを封じ込めるのではなく、身近に感じることでも気持ちは楽になるはずです。
またイライラしてしまった!と思えば、ダメダメと自分で次へ進むことができます。

気持ちには正直に向かいたいものですが、イヤな気分では上手く向き合うことも出来ません。

イライラする気持ちは持っても良いのですが、その状況を自分で早く気づき解消法を実行してみて下さい。

きっと、上手く付き合える気持ちですから。

 

 

 

 

 

 

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