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上級心理カウンセラー  遠藤 久恵のカウンセリング・コーチング

伝えること(教えること)は学ぶこと

公開日:2021年09月29日 カテゴリー:コーチング, 教員の皆さんへ タグ:

 

自ら学ぶことのない大人

 

 

人は大人になると、学ぶことを意識しなくなります。

それは、今までの経験でできることが多くなり、満足してしまう自分がそこに居るからのです。
もちろん、日々の生活を送る中では新しいことを知る機会もありますが、それは自ら率先して得ようとしたことではなく、自ずと情報として入ってくるものだと思われます。

しかし、それだけでは自分はこのままでも良い!と思っているように感じるのです。
それでは楽しくないのでは・・・。

 

伝えることの難しさ

 

 

子どもたちに何かを問われ答える時のことを考えたり、教えることを取り上げても、そこには難しさが当然のようにあります。

つまり、自分ではわかっていることを人に伝えることは一筋縄ではいかないということです。

どのように伝える(教える)のか・・・
それは対象が子どもでなくても相手が理解できる言葉であったり手順を工夫しなくてはいけないのです。

途中で、なぜわからないのだろう・・・?と思うこともあるでしょう。

決して相手が悪いのではなく、自分の伝え方(教え方)に問題があるのではないかと考えてみることが必要です。

自分の経験から、こう伝えれば相手は理解できるであろうと思い実践する。しかし、相手は自分と同じ経験をしていないのなら、伝わるわけもないことが多いのです。

さて、そのような時はどうすれば良いのでしょう?

相手の立場に立って、何がどのようにわからないのかを探ってみます。子ども相手なら、言葉が難しすぎるとか、場面の想像ができないことなどもあります。

つまり、相手の経験に照らし合わせて伝えることをのせてみる。相手が経験していることに例えてそこに重ねてみれば、容易に想像できるかもしれません。

大人相手の場合は、共通している価値観や考え方を通して伝えてみるのです。

 

学ぶことを忘れない

 

 

自分以外の人に何かを伝える(教える)ことは、自分が改めて「伝えること(教えること)」を学んでいることなのです。

様々に工夫をこらすことは、頭の中でパーツを組み立てから完成までを描くことから始めます。
完成に辿り着く過程を言葉にのせたり、イメージで見せたりと相手がわかりやすいであろう術を使ってみます。

それを考えること自体が自分の学びなのです。

物事を伝える(教える)こととは、相手をしっかり理解していないと難しさは増してきます。

自分の伝える(教える)という技法を一通りしか持っていないと、伝える相手も限られてきます。

教える立場にいる人は、経験のみで語るのではなく、日頃から多くの情報を得ることに努めたり、興味関心の気持ちを持ち続けることが大切です。

どんな小さなことでも、伝える時に利用できるものがあるのです。

教えることは、自分が学ぼうとしないと上手くいきません。

伝える(教える)相手からも学べることは多くあるものなのですから。

学ぶことを忘れないように・・・。

 

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