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上級心理カウンセラー  遠藤 久恵のカウンセリング・コーチング

リーダーとしての考え方

公開日:2022年11月18日 カテゴリー:コーチング, ひとりごと, 教員の皆さんへ タグ:

リーダー・・・

 

 

人は自分が関わる場所、部署においてリーダーに立つ場合があるものです。
望むと望まないに関わらず、自分の役目として与えられることがあるからです。

しかし、自分はリーダーの器ではない!と考えてしまうこともあるでしょう。
逆に、待ってました!やりたかった仕事がやってきたと思うことも・・・。

いずれにしろ、周りの人たちはリーダーを興味津々で見るはずです。
何を考えているのだろう?どんな方針を打ち出すのだろうなどと思うのでは。

それは、リーダーへの期待の表れなのです。

 

リーダーとしての役割を理解する

 

 

リーダーとして自分が適任かなどと思っている暇はなく仕事は降ってきます。それに対処するためには、いち早く自分自身の考える関係各所への方針を描いておくことです。

他の人がリーダーだったら何を望むでしょう?
それを頭に置きながら、自分の答えを導くことです。

要するに、方向性をハッキリとさせておくこと。それに対しての方針や考えを伝えることから始めなくてはいけません。

それを抜きにしてリーダーを務めようとすると、関わる人たちが迷うことが多くなるはずです。もちろん、方針に対しては疑問を呈する人もいるでしょう。
しかし、それに対しては説明をしながら進めていけば良いのです。リーダー一人では何もできないことを自覚しておくことで、関わる人たちをいかに巻き込んでいくかの姿勢が必要なこともわかるはずです。

それ故、他のメンバーの話しをしっかりと聞き、受けとめることです。自分が考える方向性の一助として役立てることができるか、あるいはどのように利用すればメンバーのやる気い繋がるかなども考える必要はあります。

リーダーは決して偉くはありません!
ただ、先頭をあるき、集団をまとめる、方向を間違えないように指示をしながら進むことが求められるのです。

そして、責任はその肩にズッシリと乗ってくることは覚悟しなくてはいけません。

 

リーダーとして考えておくこと

 

 

企業であれ、学校であれ経営方針は明記されています。
大切なことは、それがそこで働く人たちにちゃんと伝わっているかということです。

単にその場所で与えられた仕事をこなすことだけに必死な人がいるとすると、きっとその人は働くことに対して喜びは少ないでしょう。

メンバーの一人ひとりが自分の仕事に誇りを持てるような関わりを考えていくことです。
時に誉めること、時に激励すること、時に雑談をしながら話をきくことも・・・。

企業や学校の経営方針を知ることは、将来的にその場はどうなっていくのかを把握することです。
何を求め、何をやりたいのかを知っておかないと自分の仕事自体が見えなくなることもあるもの。

メンバーの仕事が何に、どこに繋がるのかを良く考えることです。

リーダーは、それらを理解しながら時に具体的に関わる人たちに伝え、その先はどこへ繋がるのかを示さねばなりません。

 

チーム作りへと導くために

 

 

そのためにまず必要なことは、リーダーを含め、メンバー全員が仕事をしやすくなる雰囲気を作ることです。

仕事のしやすさとは、自分の立ち位置がはっきりしており、それが認められていること。
その上でお互いが理解しあい、協力体制が整っていることです。

つまり、チーム作り!

理想だと言われればその通り。
それを作り出すのがリーダーの役目でもあります。

リーダーは孤独だと感じるかもしれません。
しかし、自分の描く世界を具現化するためにメンバーとともに歩むことを楽しんでいけることは特権でもあるのではないでしょうか。

大変な仕事だと思い込むより、大変さは解消できる、そのためにメンバーがいることを忘れないでください。

さらに、誰もがリーダーであると考えることもチームとして伸びること。
その人が率先してできることを任せてもらう、任せてもらえることです。

決められたリーダーだけではなく、そのように各自がリーダーになりうる場面を設けることも必要なことだと感じます。

 

 

 

 

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