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上級心理カウンセラー  遠藤 久恵のカウンセリング・コーチング

期待のしすぎに要注意!

公開日:2019年05月07日 カテゴリー:子育て中の親御さんへ, 教員の皆さんへ タグ:

期待をどこに、どのように向けているか

 

 

人は誰もが何かに、そして誰かに、また自分に期待をするときがあります。

期待をするという行為は、自分の希望を得られる!とも捉えられます。決して良くないことではないことと皆さん考えるはずです。

しかし一方では、その期待を裏切られると失望や怒りが湧いてくることも事実です。
自分のことならば、まだ仕方ない・・・と潔く諦めることもできるかと思いますが、他の人や物に対してはいつまでも忘れられない感情をもつこともあります。

例えば、我が子に将来はこうなってほしい。そのために、今からしっかりと勉強させれば大丈夫!などと思い、幼少期から塾通いをさせることは儘あるでしょう。

しかし、子どもさんがそのことに興味を示さなかったり、嫌がった場合はどうしますか?
親御さんの希望が崩れる・・・そんなふうに感じるかもしれません。

子どもさんを叱っても仕方ないこと。でも、子どもさんは別のことに興味を示してはいませんか?
親の期待を子どもに押し付けるより、子どもが興味を感じていることに対して一緒に楽しむことで、子どもさんの将来が見えてくるかもしれません。

そのように割り切ってほしいのです。

要するに、親御さん自身のために子どもさんに多大な期待をしても、なかなか思うようにはいかないものだと覚えておくことなのです。

また、学校ではどうでしょう。
先生が自分の理想を描き、子どもたちを自分の思うように指導して同じ方向を向かせようとしたのなら、必ずしもその先生の期待通りに子どもたちは動かないものです。

子どもたちにも考えがあり、それを先生にも知ってほしいと思うからなのです。

 

誰のための期待なのか

 

 

これらの例は、子どもさんも意思がありそれを表現したいということがわかります。
それを感じ取らないと、親御さんや先生はなぜ自分の思うとおりにならないのだろうと頭を悩ませるかもしれません。

子どもさんとしては、親御さんや先生の期待に添わねばならない!という考えは必ずしもあるわけではないのですが・・・。

親御さんや先生は、子どもさんの将来を考える中で、その時の自分のことまでも実は考えているのです!
誰のため?子どもさんのためと言いながらも、自分のためではありませんか?

 

期待とは、自分以外のものや人に自分の理想を叶えてほしい!!そんな願いが込められているもの。

期待通りに進めば、まるで自分自身のことのように喜び自分の自信にもなるのです。
それは、自分の期待が間違っていない!との自信。

しかし、思うとおりに(期待通りに)物事は進まないことの方が多いかもしれません。

その時、自分自身の自信も喪失し、やる気も失ってしまう・・・・・・などということにもなり兼ねません。

では、いったいこの期待するという気持ちをどうしたらよいのでしょう。

つまり、自分へのダメージを減らすためにはどのように考えていくべきなのかということです。

 

適度は期待を考える

 

 

人は意思をもって日々を過ごしています。

誰かの意思と、自分がその人に対する期待が一致していれば思いが伝わった!と感じます。
まるでその人が自分の期待に応えるために行動しているように思えるのです。

しかし、実際はその人の自由な意思で行動しているだけ。誰かの期待などは関係ないのです。

このように、たまたま同じ思いがあったのなら、双方にとってプラスなこと。

大きく期待したことで、相手は花開いた!
それは自分の期待が正しかったこととして心に残ります。

 

しかし、先にもお話ししたように双方の意思と期待が一致することばかりではありません。
実際は、そのほうが多いのだと思われます。

その事実により自分が嫌な思いをしたり、ダメージを受けることを最小限にすることができれば、自分自身も楽になるはずです。

それには、誰に対しても過度も期待をしない!という簡単なことだけなのです。

過度の期待は、自分が相手に入り込んでしまう状態。自分の力でねじ伏せようとすることもあるかもしれません。自分が正しいのだと言い続けるかもしれません。

そのようなことが起こると、相手は逃げたくなるもの。離れていくもの。

これでは、お互いの関係性にヒビが入る可能性もあります。

お互いが気持ちよく期待をし、期待を受け取る関係であれば・・・。
相手を認め、その力に期待することです。その先を考えずに、素直に今を認めてみることから始めます。

期待された人が重荷に感じるような過度の期待は、言葉や態度で感じられるもの。
期待をしている姿勢をどのように示せばよいのかを自分なりに考えることです。

声にしなくても、子どもさんは親御さんや先生の気持ちはわかるものです。

静かに期待してくれることで、子どもさんの励みになることもあります。期待通りに進んだ時、何より感謝の気持ちが湧くでしょう。

とかく私たちは期待しすぎ!のことがあるということを頭に入れておきましょう。

 

 

 

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