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上級心理カウンセラー  遠藤 久恵のカウンセリング・コーチング

もっと学びたいと思わせる教育力

公開日:2019年04月12日 カテゴリー:教員の皆さんへ タグ:

教育と教員

 

 

教育は、子どもたちに知識や技能等を教え、人として育てること・・・。
簡単に世間や学校では、そう考えるでしょう。

教育の場は、一般的に学校やその他の教育機関であることは誰もが知っていること。
学校でも、その認識のもとで教職員は子どもたちに対して関わりを続けています。

教育者と呼ばれる教員は、一定の教育力を有していることを採用試験などで認められ教壇に立つことができます。しかし、実際に教員として仕事を始めると、試験では計り知れなかったことが山ほどあることに気づくものです。

それは、はじめて直面することに何事もなかったように対応しなくてはならない場面があるということ。

学校現場に入ったら、経験が一年目であろうが十年目であろうが、「先生」と同じように呼ばれます。子どもたちとの関わりも同様に求められます。

その中にあり教科指導は当たり前に行うことであり、子どもたちがそれを理解できるようになることが教員として第一に要求されることです。

初任者の頭には、もしかしたら教員になったことがゴールである!という思考があるかもしれません。採用試験などに合格するために勉強してきたのですから、合格したことでホッとするのは誰でも同じ。

しかし、教員と名乗ることができて初めてスタートラインに立つことができたのです!

 

子どもたちとの関わり

 

 

先にも話したように、教育現場に立つと初めて経験することが多々あります。
その時、自分の持てる力ですべて大丈夫だろうと思っているととんだ間違いを起こしがちです。
それは、子どもたちとの関わりにおいて特にみられることです。

子どもとの関わりを、友だちのように仲良く・・・と口にすることもあるかと思います。しかし、友だちではないのです。

子どもたちからしてみれば、友だちのように何でも話ができる先生!だとか、友だちのような態度で大丈夫な先生!などと思えることが嬉しくもあり、その先生に対して親近感を持つことになるとも考えられます。

しかし、友だちとは違います。自分の立場をどのように姿勢として現わすことが良いのかをまず自分で考えることです。

子どもたちが、その人から教えてほしい!話しを聞かせてほしい!勉強を教えてほしいという思いを持ってくれれば・・・。先生がそのような人であることです。

最初に、このことを忘れないで下さい。

 

さて、この子どもたちの気持ちを先生がしっかりと受け取り、応えることが必要な事です。

それには、子どもたちと正直に向い合うことが大切です。教科指導は確かに先生が子どもに与えること。しかし指導方法は決まりきったものではありません。

ここに工夫を重ねて自分なりの指導を作り上げねばいけません。もちろん、最初は先輩方の指導方法を手本として自分でも同じように実践してみる。

そこから子どもの反応を見ながら自分なりの声かけ、表情などで返していく。すぐにできるものではありませんから、そこは焦らないことです。

子どもたちは、なにより先生が自分たちの方を向いてくれることを敏感に察知します。
いい加減な返答をした場合、子どもの方からみ限られる・・・そんなこともあるかもしれません。

ですから、正直に向い合うことなのです。

もし、すぐに答えられない質問を受けたのなら、ちゃんと今はわからないことを告げ、調べて返答することを約束します。きっと、子どもたちは楽しみに待っているでしょう。

高学年になったら、子どもたちも一緒に調べてみることを提案しても良いかもしれません。

何かに向かう楽しさを知る!ということは、このようなことからも生まれます。

 

先生の教育力

 

 

教育の主体は子どもたちです。

子どもたちが何かを知るということに楽しさを見つけることは、自分で主体的に学ぼうとする現れ。
自分の力で何かを知ることができたら、次も次も・・・と考えるようになるでしょう。

その時に、先生としてただ黙っているという姿勢ではなく、関わることを考えてほしいのです。

先生としては、子どもが力を発揮できるように導くことができなければいけない、そして子どもたちをちゃんと認めることが重要なこととなります。

それは、どのようにすればよいと考えますか?

例えば、簡単ですが先生の立ち位置を考えること。
子どもたちが自分たちで学習している時には、アドバイスができるように傍へ行くことも必要です。
子どもたちは、結構頻繁に「先生、先生!」と呼ぶものです。

たとえ、課題が上手くいかなくても、そこまで実行してきたという事実が認められるでしょう。
上手くいかなかった理由は、共に考えることです。

これで先生は、いつでも一緒に考えてくれる人となります。あくまでも、教えてくれるという思考から共に考えるという思考に変わってくることが期待できるということです。

このように、子どもたちとの関わりを考え、誰にも等しくその態度で臨む。
子どもたちは、先生の姿勢をよく見ています。
その関わり方によっても、知りたいと思う気持ちが上がったりも下がったりもするもの。

先生は、教科について常に学ぶことが求められます。

その一方で、子どもたちとの関わり・・・子どもたちの好奇心や関心を伸ばす術も求められるでしょう。

何より、子どもたちがもっと知りたい、学びたいという気持ちを育むような関わりを考えることです。

一人で考えるより、誰かと一緒に、多くの先生方の指導方法を知ることです。

そこから自分ができることを広げていくことで、子どもたちを大きく育む教育に繋がると信じます。

先生自身の教育力を上げることが、子どもたちの成長に繋がることを忘れてはいけないのです。

 

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