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上級心理カウンセラー  遠藤 久恵のカウンセリング・コーチング

夢の逆算とは

公開日:2017年09月21日 カテゴリー:生徒、学生さんへ タグ:

自分の夢

 

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皆さんは、自分の夢を持っていますか?

将来、どのような職業につきたいか、
あるいはどのような人になりたいかなど、一度は考えたことがあるでしょう。

実際に、学校は皆さんが将来自立していくための応援団として位置しています。

そんことは考えてもみなかった!という人は多いかと思いますが、夢を描くことにも
関わる場面があると思いませんか?

では、夢を描くことをにより人生が変わった人のお話しをします。

 

叱られてばかりの毎日でも救いはある

 

叫び

 

彼は高校時代に、毎日のように叱られていました。

遅刻が多い、勉強はしない、ルール違反をする・・・
叱られる要素満載の生活でした。

しかし、友達は多く、皆が彼のことを好きで気にしてくれるのです。
そのことが、それからの彼の励みになっていたことは間違いありません。

進路を選択する時期となり、何度となく話しをしました。
彼の今の悩みは、父親と上手く関係が保てていない事が一番でした。

何の夢もなく、将来も考えて高校生活を過ごしてきたわけでもなかった彼は、
ここにきて真剣に考えるようになったのです。
何故なら、高校を卒業した後の自分が自分自身で描くことができなかったからなのです。

その後、彼との面談時にこんな言葉が出てきました。
「僕、大学に行きたいです!」

その時の私にとっては衝撃的な言葉だったのです。
進学するとうことをどう考えているのか?
なぜ進学したいのか?

疑問が色々湧いてきて、彼に次々と聞いたことを覚えています。

彼の答えは端的でした。
「教員になりたいです」

 

夢を共に考える嬉しさ

 

親子の手

 

この言葉には、彼の真剣な思いと決意とがあることをすぐに理解できました。

ただ、そう簡単に描いた夢は手に入るものではありません。

さらに話を進め、大学に入学することも大変だが、親に賛成してもらえる状況ではないこと
をどのように解決するのか。
自分として、どのように頑張っていくのか?
その計画は立っているのか?

しつこいくらいに問いただしたかもしれません。

しかし、彼にはしっかりした計画があり、夢へ向けての道をしっかり見据えていたのです。

そして、彼は言いました。
「自分の道は、自分で切り開かなくてはいけないと思います!」

正直、今までのいい加減な生活姿勢の彼からは、思いもよらない言葉で驚きました。
そして、何より嬉しいことでした。

 

夢への逆算をしてみたら

 

空と太陽の光

 

彼の将来の夢は、教員になること!でした。

その理由は、様々あるのですが、人が好きで実は学ぶことも嫌いではなかったのです。
自分のような、やんちゃな生徒の理解者にもありたい!と考えたのも事実。

そこを今の目標として考え、そこまで道を描いたとき、道の各地点ではどのような自分が
いるのかを考えたそうです。

すると、要所要所での必要な事がわかったり、学ぶべきことも逆算から割り出せたようなのです。

ビックリしました!

彼曰く、今の自分には教員になるなんて夢のまた夢なのだが、夢を夢で終わらせたくない。
だから、今の自分がどうあればそこへ行きつくのか・・・。
どんな人間としてこの先を歩めば良いのかを、今の自分から見つめ直した。

すぐに教員になってしまってはいけない。
大学で勉強しても、その先は少しの時間、世間を知るために働くことにする。
人間として、学ぶべきことはまだまだあると思うし、それを身に着けた人が
教員になるのだと思う。

彼の話しを聞いていて、ちょっと恥ずかしくなりました。

 

夢の実現へもうすぐ・・・

 

世界へ飛び出す

 

それからの彼は、新聞奨学生として新聞販売店に住み込みながら学費を貯めて
大学へ進学しました。
親の助けは借りなかったのです。(ちゃんと親には話をしたそうです)

あの遅刻ばかりしていた彼が、時間厳守の新聞配達を精一杯にやっていたのです。

改めて、自分の夢に向かうための逆算からスタート!

大学も何とか卒業し、会社員として数年勤めました。

その間にも、教員になる夢はどうした?と何度も聞きましたが、ブレていませんでした。

そして、30歳になり、いよいよ自分としての逆算ゴールへ向かう時が来ました。
教員採用試験を受験したことの報告があったのです。

来月の発表が終わったら、また連絡するとのこと。

もちろん合格を願いますが、これまでの彼の夢への向かい方を見てきた者として、
夢へたどり着く方法をここまでしっかりと考えて行動できる人と関われたことを
嬉しく感じるのです。

 

どうですか?
夢を夢で終わらせないために、そこまでの道を逆算してみるのも良いのではないでしょうか。
それも、自分自身と向かい合うことなのです。

必ず夢に辿り着く道があります。

諦めないで下さい。