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上級心理カウンセラー  遠藤 久恵のカウンセリング・コーチング

STOP! 「男の子なのに、女の子なのに!」という考え方

公開日:2017年08月30日 カテゴリー:子育て中の親御さんへ タグ:

男の子らしさ、女の子らしさ

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こんなことを聞くことありませんか?

「うちの息子は男の子なのにおとなしくて・・・」

「うちの娘は女の子なのに外遊びばかりで、ケガも絶えないの」

こう聞くと、微笑ましくも感じますが、えっ?と思うこともあります。
男の子はおとなしくてはいけないのでしょうか?
女の子は、外遊びばかりではいけないのでしょうか?

これは一般的に「男の子らしさ、女の子らしさ」という概念に基づいて発せられた言葉です。
これがすべてではないことはすでにおわかりだと思いますが、改めて考えてみましょう。

 

男の子だから、女の子だから!は間違う時がある

遊ぶ子ども2

私が教育実習を行った小学校での話しです。

休み時間に子どもたちと一緒に遊んでいる時、一人の男の子が花壇で虫を見つけて持ってきました。
女の子たちは驚いてキャーキャー言いだしました。

男の子たちは、楽しそうに虫を観察し始めます。
その中には女の子もいました。

何気ない一場面を、実習ノートに記したのですが、その表現が
「男の子は、やっぱり虫が好きだ。男の子らしい」と感じたことを書いたのです。

放課後、担任の先生に呼び出され指摘されることとなりました。
その先生の言葉は、いまだに忘れることができません。

「男の子はみんな虫が好きなのかな?女の子はみんな虫が嫌いなのかな?
その考え方は現実的ではありません。そう決めつけて子どもたちを捉えるのは間違いです」

考えてみれば、確かに虫を観察していた女の子もいたことを知っています。
頭から男の子だからという決めつけた考え方で捉えていた自分が、恥ずかしくなりました。

 

区別しないで関わること

下校中の子ども

 

最近学校では、個を大切にすることを念頭に入れて教育を実施しています。
男の子だから、女の子だからという区別ではなく、一個人としてという捉え方をします。

しかし、ここで考えねばいけないことは「男の子の特性、女の子の特性」は活かすこと
は必要であるということです。

小学校へ入学すると、友達も増えます。
同性ばかりではなく、異性の友達ももちろん増えるでしょう。
共通の興味もあったり、違う考え方をすることも出てきます。

お互いがそれぞれのことを理解でき、認め合いながら関われることが大事なことです。

男の子なのに、女の子なのにではなく、個人としての特徴や特性を最大限に発揮できる
最初の小さな単位の世界が小学校です。

親御さんも、多くの子どもたちを知ることができ、わが子の特性を知り、認めることが
できるようになるでしょう。

男の子なのに、女の子なのにという性に囚われた考え方より、その子の個人としての
特徴を認めて育むことで、大人になった時にそれを活かすこともできるはずです。

子どもは未来に向けて生きていきます。

まだまだ磨かれていない原石と同じです。
個性に見合った磨き方で、素晴らしい宝石になります。


身近にいる親御さんが、男の子として、女の子として大切に育てていきますが
男の子だから、女の子だからという見方だけをすると、時として間違ってしまうこともある
ということを是非知っておいてください。